YOUTUBEの履歴を見ていると、「あれ?こんな動画みたことないんだけど・・・」という経験をしたことはありませんか。
心当たりのない動画が履歴に表示されている場合、
だれかが自分のアカウントをのぞき見しているのではないかと気持ち悪くなります。
今回の記事では、履歴に見たことない動画がある時、どのようなことが考えられるのかを解説してきます。
まずは基本的なところから確認していきますが、
YOUTUBEで他人の履歴を確認したり、また操作したりする機能はありません。
再生されていない動画が履歴に反映されることはないということです。
つまり、履歴に残っている場合は、あなたのアカウントで確実にその動画が再生されたということになります。
これを聞いてますます気持ち悪くなった方もいらっしゃると思いますが、実はこれは誰にでも起こりうることであり、
単純にアカウントを乗っ取られていると考えるのはまだ早いです。
では、どのような場合に自分の知らない履歴が残ってしまうのか、4つのパターンに分けて解説していきます。
知らない履歴がある場合の最も多いパターンは、
YOUTUBEアカウント(Googleアカウント)を共有している場合です。
これは家族間でよく起こりうることです。例えば家族みんなが使うデバイス(テレビなど)と自分の普段使用しているスマホで同じ
YOUTUBEアカウントでログインしている場合、全てのデバイスでの検索履歴や再生履歴が一つのアカウントの履歴に保存されます。
自分が見てなくても、アカウントを共有している人の再生・検索履歴が蓄積されるということになります。
またPCなどでGoogleのほかのサービスを利用している場合は、YOUTUBEにログインしている意識がなくても、
自動的にログインしている状態になることがあるため、知らず知らずのうちにYOUTUBEアカウントを共有してしまっている場合があります。
知らない履歴がある場合考えられる可能性2つ目は、自動再生した動画の履歴です。
YOUTUBEは動画をクリックして明示的に再生しない場合でも、自動再生する機能があります。
おすすめ動画や検索結果などリストを眺めている状態でしばらくすると、画面に映っている動画が勝手に再生される場合があります。
実はYOUTUBEはこの自動再生も履歴として残す機能があるため、明示的にタップして見始めた動画ではなくても、履歴に残る場合があります。
なんとなく眺めていたリストの動画が履歴として保存されることで、「身に覚えのない履歴が残る」という状態になることがあるのです。
自動再生が履歴に保存されないようにする
知らない履歴が残るパターンの3つ目は、 WEBサイトの埋め込み動画が自動で再生されている場合です。 最近では、様々なWEBサイトにYOUTUBEの動画が埋め込まれています。例えばsafariなどでブログなどを読んでいるとき、 補足情報としてYOUTUBEの動画が埋め込まれているケースがあります。このWEBサイトの埋め込み動画が自動再生された場合、 その履歴もYOUTUBEを視聴した履歴として保存される場合があります。
最後の可能性として考えられるのは、YOUTUBEアカウントの乗っ取りです。
上記3つの可能性を考えて、どれも当てはまらないという人は、
誰かにアカウントを乗っ取られている可能性があります。
この場合は、すぐにYOUTUBEアカウント(Googleアカウント)のパスワードを変更しましょう。
過去、誰かにスマホやPCを設定してもらったり、貸したことがある人、YOUTUBEの設定などを任せた場合は、
パスワードを知られている可能性があります。またYOUTUBEなどは見せてないくてもほかのGoogleサービスを他人に見せたことがある、
貸してあげたことがあるという場合も同様です。
また別の可能性として、ほかにインストールしているアプリやソフトウェアがあなたのスマホやPCから
情報を抜き取っている可能性もあるため、
知らない履歴がある時点から何かアプリやソフトをインストールしてないか確認したほうがよいでしょう。
自分が知らない履歴が残っていることは非常に気持ち悪く感じますが、自動再生などが作動して履歴が残ってしまう場合、 アカウントの共有者が見た動画が履歴に残っている場合もあります。ただ自動再生やアカウント共有が該当しない場合は、 アカウントの乗っ取りや不正プログラムが動作している可能性がありますので、即座にパスワードを変更するようにしましょう。